2017年度
和歌山県
高校野球ランキング

【最優秀賞】

・智弁和歌山

短評

－春季大会、選手権大会予選と、2大会連続優勝を決めて、甲子園に出場した。秋季大会はベスト4止まりとなり、続く近畿大会も初戦で敗れる結果に終わったが、春季大会では、見事な巻き返しをみせた。準々決勝の星林戦、準決勝の田辺戦を、共にコールドで制すると、和歌山商との決勝にも大勝して、頂点へと上り詰めた。近畿大会は初戦敗退となったが、選抜甲子園優勝の大阪桐蔭に食らい付く試合を演じて、実力の高さを示した。選手権大会予選に優勝して出場した甲子園では、興南との初戦を、6点のビハインドをひっくり返す試合で勝利を収めると、春季近畿大会の再戦となった大阪桐蔭戦で、近畿大会を上回るパフォーマンスをみせて、大きな成長を示した。

【優秀賞】

・和歌山東

短評

－秋季大会優勝の和歌山東を選出した。秋季大会では、和歌山商との準決勝を、延長サヨナラで制すると、高野山との決勝も、最終回の逆転で勝利を収めて、優勝の成績を収めた。続く近畿大会は初戦敗退となったが、高田商と延長戦にもつれ込む乱打戦を演じて、他県の代表校とも互角に渡り合った。春季大会、選手権大会予選と、共に紀央館に競り負ける結果となったが、選手権大会予選では、春季大会ベスト4の田辺を破るなどの勝ち上がりで、ベスト4の結果を残して、改めて実力の高さを示した。

【敢闘賞】

・和歌山商

短評

－秋季大会準優勝の高野山、春季大会準優勝の和歌山商、選手権大会予選準優勝の紀央館の争いから、和歌山商を最上位として選出した。高野山、紀央館が、共に準優勝の成績を収めた大会以外で上位に勝ち進むことが出来なかったのに対して、秋季大会でもベスト4に勝ち進んだ和歌山商が上回る成績を収めた。前年度の選手権大会予選準優勝の箕島を下す活躍をみせて、ベスト4に勝ち進む結果を残した。

【殊勲賞】

・高野山

対象試合:秋季大会準決勝(対智弁和歌山11-2)

短評

－秋季大会で、智弁和歌山に今年度唯一の県内での黒星をつけて、秋季近畿大会出場を決めた高野山を選出した。前年度の秋季大会に続いて、2年連続で智弁和歌山を破る素晴らしい成績を収めた。スコアでも圧倒して、序盤から大量を奪って、寄せ付けない試合をみせた。秋季大会優勝の和歌山東を、春季大会、選手権大会予選と、2大会連続で破った紀央館も見事な活躍をみせたが、今年度の甲子園出場校を破った高野山に軍配が上がった。

その他の候補試合

・紀央館

対象試合:春季大会2回戦(対和歌山東4-2)

対象試合:選手権大会準決勝(対和歌山東4-3)