2014年度
和歌山県
高校野球ランキング

【最優秀賞】

・智弁和歌山

短評

－秋季近畿大会で準優勝の成績を収めて、選抜甲子園への出場を決めた。前年度は甲子園の連続出場記録が止まる悔しい結果となったが、秋季大会で優れた成績を収めて、鬱憤を晴らす結果を残した。秋季県大会に優勝すると、続く近畿大会では、市川、奈良大付、報徳学園を、いずれもコールドで破って決勝に勝ち進んだ。龍谷大平安との決勝に競り負け、選抜甲子園も明徳義塾との延長15回にもつれ込む死闘に敗れたが、共に選抜甲子園で上位の成績を収める学校と、互角の試合を演じた。その後も、春季大会優勝、選手権大会予選準優勝の成績を収めて、今年度の大会で大きな活躍をみせた。

【優秀賞】

・市立和歌山

短評

－選手権大会予選に優勝し、甲子園に出場した市立和歌山を選出した。秋季大会は、智弁和歌山との準決勝に、試合終盤の逆転で敗れる結果となったが、選手権大会予選では見事に雪辱を果たして、甲子園への出場を決めた。和歌山高専との初戦に延長サヨナラで勝利すると、智弁和歌山との決勝でも、延長戦で勝利する試合をみせて、見事に頂点に上り詰めた。甲子園においては、鹿屋中央との初戦に延長戦の末に敗れたが、甲子園出場を果たす素晴らしい成績を収めた。

【敢闘賞】

・海南

短評

－秋季大会準優勝の海南と、春季大会準優勝の田辺の争いから、海南を上位として選出した。秋季大会の直接対決に大勝し、決勝まで勝ち上がる結果を残して、21世紀枠での選抜甲子園出場に近付く成績を収めた点を高く評価した。秋季近畿大会の履正社戦、選抜甲子園での池田戦と、共に1点差の接戦を演じて、他県の代表校と互角に渡り合った点も高評価となった。春季大会、選手権大会予選で、上位に勝ち上がることは出来なかったが、準優勝の成績を収め、実績校とも対等な試合をみせた秋季大会の活躍が光った。

【殊勲賞】

・市立和歌山

対象試合:選手権大会決勝(対智弁和歌山3-2)

短評

－選手権大会予選決勝の大一番で、選抜甲子園出場の智弁和歌山を下した市立和歌山を選出した。延長戦にもつれ込む熱戦に、11回に勝ち越されるも追い付き、12回に見事なサヨナラ勝ちを決めて、甲子園出場を成し遂げた。その市立和歌山を、春季大会で破った耐久も、ベスト8に進出する見事な勝ち上がりをみせたが、甲子園出場を決めた市立和歌山に軍配が上がった。

その他の候補試合

・耐久

対象試合:春季大会3回戦(対市立和歌山6-5)