2012年度
和歌山県
高校野球ランキング

【最優秀賞】

・智弁和歌山

短評

－選手権大会予選に優勝し、8年連続の甲子園出場を成し遂げた。秋季大会は準決勝で敗れ、6季連続の甲子園出場は叶わなかったが、春季大会優勝を挟んでの選手権大会予選で優勝し、今年度も甲子園出場を果たした。秋季大会で大敗を喫した那賀との決勝を、延長14回の末に競り勝ち、雪辱を果たす形で優勝を決めた。甲子園では、神村学園との初戦に敗れ、前年度に続いての勝ち星をあげることは出来なかったが、甲子園連続出場の記録を伸ばす見事な成績を残した。

【優秀賞】

・那賀

短評

－秋季大会優勝で、選手権大会予選でも準優勝の成績を収めた那賀を選出した。秋季大会では、前年度の選手権大会予選優勝の智弁和歌山を下して、近畿大会への出場を決めると、海南との決勝に完封で勝利して、頂点へと上り詰めた。近畿大会は初戦敗退となったが、春季大会では、ベスト4に勝ち上がる結果を残して、改めて高い実力を示した。選手権大会予選においては、日高中津、和歌山東、耐久、近大新宮と、いずれも接戦に競り勝つ勝ち上がりで、決勝に駒を進めた。智弁和歌山との決勝に惜しくも敗れ、甲子園への出場は叶わなかったが、年間を通して安定した高いパフォーマンスをみせた。

【敢闘賞】

・近大新宮

短評

－春季大会ベスト8、春季大会ベスト4の成績を収めた近大新宮を選出した。秋季大会で上位に勝ち上がることは出来なかったが、春季大会では、秋季大会準優勝の海南をコールドで下すなどの勝ち上がりで、ベスト8に勝ち進んだ。選手権大会予選でも、春季大会準優勝の和歌山商に、延長戦の末に競り勝つ活躍をみせて、ベスト4に駒を進めた。今年度の大会の優勝校である、智弁和歌山、那賀に、それぞれ敗れる結果となったが、いずれも1点差の接戦を演じて、実績校に劣らぬ実力を示した。

【殊勲賞】

・那賀

対象試合:秋季大会準決勝(対智弁和歌山8-1)

短評

－秋季大会で、前年度、春夏連続で甲子園に出場した智弁和歌山を破り、近畿大会への出場を決めた那賀を選出した。試合中盤に得点を重ねて、絶対王者を一気に突き放す素晴らしい試合をみせた。選手権大会予選で、秋季大会準優勝の海南を破った和歌山東も見事な試合をみせたが、5季連続で甲子園に出場している智弁和歌山の連続出場を阻んだ点を高く評価して、那賀の選出となった。

その他の候補試合

・和歌山東

対象試合:選手権大会2回戦(対海南4-1)